シスケンフィロソフィ

会社運営の根幹を成すシスケンフィロソフィ

シスケンフィロソフィとは

一代で京セラとＫＤＤＩという大企業を育て上げ、日本航空の再建を無報酬で成し遂げた経営の神様とも言われる稲盛和夫氏の経営哲学をベースに当社独自の考え方を盛り込んでつくられたのがシスケンフィロソフィです。経営に際しての、会社運営に際しての、人材育成に際しても、当社の活動のすべてのバイブルと言えます。

シスケンフィロソフィの概要

経営理念に沿った内容となっていますが、基本的には会社は社員の幸福のためにあるとの考え方に従っています。その一つが大家族主義経営です。会社は運命共同体でありまさに一つの家族のようなものです。苦楽を共にし、同じ釜の飯を食う仲間です。みんなで支えあい、共通の目標に向かってベクトルを合わせる。そのために周囲に感謝し、謙虚で、素直な人になる、周囲に思いやりをもって接しられる人になる。何事にも粘り強く、やり抜く信念を持った人になる。難しいことではありますが、そんな人間に成長するよう一緒に頑張ろうという考え方で会社を運営しています。

シスケンフィロソフィの学習と実践

上記のような考え方で行動できるようになるために全社員がシスケンフィロソフィの納められたシスケン手帳を携えており、毎朝の朝礼で経営理念の唱和やそれぞれのフィロソフィ項目に対する考え方・感想を披露しあったり、月に一度は全員が社長を講師とした勉強会を開いたり、コンパと呼ばれる食事会を毎月実施したりしています。社員同士の人間関係の充実を重視し、コンパ以外にも社員旅行やＢＢＱ、会社全体会の後の懇親会等々、シスケン流のオフ会でお互いのコミュニケーションを図っています。社員さん同士の仲がいいねとよく言われるのはそうした活動があるからだろうと思います。

人生の成果の方程式＝考え方×熱意×能力

シスケンは自分を磨いていける職場

多くの人は会社に入れば仕事を覚え、給料をいただき、社会人として活躍していくことになります。当然、当社も同様です。ただし、大きく違う点があります。それは単に仕事を覚え、能力が高まるだけではないということです。
当社の経営方針は人として正しいことを思い、そしてそのことを実行していきましょうというただそれだけのプリミティブな考え方なのですが、世の中の多くの混乱は正しいことより不正なことが横行しているからにほかなりません。経営トップがわが身の欲に駆られて脱税等の不正を働いたり、政治家や役人が保身のために国の将来を危うくしたり、これらすべて間違った考え方で生きているからです。
上記の方程式は熱意と能力は０～１００点まであります。でも考え方だけは－１００～＋１００まであります。積でかかるので例え能力が高くとも考え方が少しでもマイナスであれば成果はすべてマイナスです。
この方程式でもわかるように私たちは職場と仕事を通してマイナスの考え方を持たない生き方をしようと心がけています。もちろんすべてできているわけではありませんが、そのような心掛けは人を大きく成長させてくれます。当社は仕事の能力だけでなく、人間性も高まる人づくりを目指しているのです。